【競馬】メインレースの競馬予想+勝負レース【予想】

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2016年の春のGⅠレースは10戦7勝となり、累計獲得額は290万円となりました。→2016年春のG1レース結果

今週の会員様情報は、重賞３鞍＋勝負レース2鞍提供の特別週となります。

先週の重賞回顧：中山記念

想定以上のスローの展開となり、後半1000mが「57秒3-46秒2-34秒6-11秒7」の高速決着となりましたが、先行策でモーリスを振り切った札幌記念2000mとは少し異なり、11秒台のラップが連続する上がりの速いレースを抜け出してネオリアリズムが勝利しました。


1着ネオリアリズム
ロゴタイプが外から切り込んでミラノが番手外に切り替えようとしたためスペースが開いて上手く２列目ポケットを確保することに成功しましたが、レース序盤が極端に緩く折り合いを欠く難しい競馬となっていました。
道中は最内からロゴタイプを交わして行きましたが、マイネルミラノも外から上げて来たため、それを行かせて番手からの競馬。
３～４角では前に壁を作って仕掛けを我慢させ、コーナーでは最内を立ち回って直線に入ると、直線序盤でロゴタイプの直後から追い出されましたがギアチェンジ面ではロゴタイプが上回っており、それでもＬ１の減速地点でしぶとく脚を使って抜け出しての完勝となりました。
今回はスローで流れて後半特化戦の中でコーナーで分散させる競馬となり、ロングスパートに近い競馬で勝ち切れた点はこれまでのこの馬の傾向からは異なります。
完全に本格化した印象で、ドバイワールドカップ、ターフに登録していますが、大阪杯に出てきても面白い1頭と言えます。

2着サクラアンプルール
道中はスローの中で後方馬群の内でジッと我慢させ、向正面でペースが上がった地点でヴィブロスの直後で３角。
３～４角でも速いラップを踏む中で最内を立ち回り、４角出口でヴィブロスが外に行ったので内へ進路を取って直線序盤でしっかりと進路を確保するとＬ１で粘るロゴタイプを交わしての２着となりました。
この馬は元々スローからの後半勝負で良さが出ていた馬ですが、使える脚が長い方でもありませんでした。
捕えに行く形になると最後に甘くなるので３～４角の立ち回りがカギとなりますが、今回はコーナーでかなり速いラップを踏んで向正面最速から３～４角で分散して５Ｆの勝負となり、他馬が外からロスを作っていた中で序盤は無理せずポジション差無く、ペースが急激に上がってから内で完璧にロスなく立ち回る競馬がハマりました。

3着ロゴタイプ
３～４角でペースが上がった地点でネオリアリズムの一つ外から勝ちに行く形となり、コーナーで速いラップを踏む中でコーナリングの上手さを活かして先頭に並びかけて直線。
直線序盤ではマイネルミラノを競り落として２列目に対して出し抜きに掛かりましたがＬ１で甘くなるのがこの馬の特徴で、最後はアンビシャスの追撃を封じての３着。
ネオリアリズム潰しで、スローに持ち込むことでネオリアリズムの良さであるスピードを殺しつつこの馬の武器である要所の反応、コーナリングの上手さを活かしてという競馬を仕掛けましたが、２角過ぎでタイトに進めず間隙をネオリアリズムに突かれたことで急激なペースアップになってしまった事が敗因と言えます。