【競馬】メインレースの競馬予想+勝負レース【予想】

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2016年の春のGⅠレースは10戦7勝となり、累計獲得額は290万円となりました。→2016年春のG1レース結果

2017年は1月5日（木）の金杯から中央競馬が始まります。
（正月競馬は３日開催となます）

1月５日（木）：東西金杯
1月7，8日：土日情報

会員様には東西金杯情報＋土日情報を通常料金で提供させていただきます。


■■先週の重賞回顧：朝日杯FS■■

勝ちタイムの1分35秒4(レースバランスは48秒3-47秒1)はいかにも平凡ですが、ソウルスターリングが1分34秒0で勝った先週と異なり、土曜の古馬オープンのリゲルSが1分34秒8(47秒6-47秒2)で直前の古馬1600万下の元町Sが1分35秒4(48秒8-46秒6)だった事を考えると馬場差は1秒程度あったと考えられ、朝日杯FSの時計が遅いわけではありません。

1着サトノアレス
道中は後方馬群の外目で仕掛けのタイミングを図りつつ３～４角で前がペースを落としたので外からじわっと仕掛けながら出口で一気に動いて直線。
直線序盤では勢いをもって一気に先頭列まで進出し、最後は少し甘くなってモンドキャンノの差し込を受けつつも凌いでの完勝となりました。
結果的に早めに外から動い良く競馬と３～４角の中弛みが噛み合っていた点が大きく、前半に無理をせずに３～４角の緩みで取り付いての上がり勝負となった点がこの馬には嵌りました。
Ｌ３の４角地点でも11.5でまだ中間的な範囲のラップとなり、そこからトップスピードに乗せて直線入りでグッと伸びており、展開的には嵌った面が大きく、まだクラシック候補とまでは言えません。

２着モンドキャンノ
早い段階で下げて折り合い重視の後半勝負。
道中も掛かりながらで３角の減速で前とのスペースを詰めて４角で進路がない中で後手を踏んで後方列に下げながら直線に入ると、直線序盤で先に抜け出したサトノアレスの直後からジリッと追い出すもキレで見劣る格好。
しかしＬ１で徐々に伸びてきて最後は前を捕えそうな勢いを見せましたが半馬身差の２着。
トップスピード持続をこのメンバー中で一番のレベルで引き出してきたのは血統的には驚きで、
レベル的には今の段階で古馬準OPには少し見劣っているのでクラシック戦線ではブレスジャーニーらと比べると厳しいように思えます。
マイル路線なら中心となる可能性が高い１頭です。

３着ボンセルヴィーソ
道中で一気におとしたことで48秒台のスローバランスまで持っていけた点が大きく、これは松山騎手の好騎乗と言えます。
速い段階で競られるとペースを上げてしまいますが、そこでも強引に息を入れており、中弛みを作ったことで緩い流れからの加速という要素をしっかりと持たせる事ができました。
質的に足りないトップスピード面も年末の阪神でそこまで要求されなかった面もプラスに作用し、２列目を含めた先行勢を出し抜く形になったのは３角でしっかりとペースを落として先行勢の勢いを削ぎながら４角に入っていく競馬ができたためで、恵まれた内容での３着と言えます。

４着ミスエルテ
直線でも最後はそれなりに伸びていましたが、Ｌ２の最速地点での勢いがなかったのは反応しきれなかった面が大きく、前半のロスが多かった分だけ仕掛けでフォローしようとしてワンテンポ待たざるを得なかった感もありました。
現時点ではまだ力も足りていない印象もありますが、レースの内容的にも出たなりでいいスタートだったから下げる必要は無さそうに思えましたが、最序盤で一度窮屈になって下がった時にそのまま無理せず進めて、３～４角のタイミングで外にという競馬だったら違ったように思えます。
結果的に３角減速地点でのブレーキが痛かったのは間違いなく、今回は直線までの持っていき方に不満があるので、まだ完全に底を見せたとは言えません。
パドックに登場したときから、カリカリする気性が前面に出ており、返し馬に入る前から汗ばんでいたという事もあり、今後は精神的にどこまで成長するかがカギとなりそうです。


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