前走の高松宮記念3着は重馬場で時計が掛かっていた1戦でしたが、その中では結構好時計の決着となり、平均ペースで収まっていました。
L3-2での再加速が求められた中でクリノガウディーに外から寄られてブレーキを掛ける致命的な不利を受けたため、それが無ければ勝っていた可能性もありました。
不利を受けてなければ少なくともグランアレグリアよりは前にいたはずで、明確に手綱を引いてからもう一度伸び始めていただけに非常にもったいない1戦となりました。
グランアレグリアはマイルの安田記念でパワー型のスピードをある程度要求されて突き抜けており、1200mは少し短い印象がありますがグランアレグリア相手に正攻法で互角以上にやれていることを考えると、ダイアトニックが1200で化けた可能性も考えなければなりません。
15メイショウショウブ
1400~1600まではある程度スピードを要求させる形に持ち込まないと後半の末脚の絶対量が足りないだけに難しくなっていましたが、4走前の阪神カップで健闘したのは前半で33.9と質的に高いレベルのスピードを見せ、これで後続の脚を削ぐ形ができたというのが大きな要因です。
L2まではグランアレグリア以外を少し離していましたがL1で甘くなって失速しての3着となり、この辺を踏まえても距離短縮そのものは噛み合う可能性が高いように思えます。
速い流れの中で要所の反応が良く、距離短縮でスピードを質的に上げてきたのは好材料です。
ペースを上げた中でのギアの上げ下げができそうなタイプで、この舞台で機動力の高さは大きな魅力となります。
10ジョーマンデリン
前走のUHB杯1着は函館の1200m戦で良馬場の開幕週で行われて時計も出る状況でした。
前走は洋芝でもかなりの高速馬場状態になっており、超ハイペースで流れてL3-2で再加速という函館らしい流れでの勝利となり、この馬は函館では割と二の脚が速い印象がありますが、これは平坦より上り坂地点が序盤で続くというのが函館でフィットしている要因と言えます。
今回も超ハイペースまで行けば面白い存在で、函館適性が高いタイプだけに警戒が必要な1頭と言えます。
会員様情報では、6ダイアトニック(1番人気)→16ダイメイフジ(10番人気)→10ジョーマンデリン(3番人気)の3連単的中で6万4550円の払い戻しとなりました。
東京11レース
素質的にはかなりのものを見せている馬で、新馬戦では後の重賞馬に10馬身差をつける競馬で時計が掛かる力の要る良馬場でも後半で強烈な末脚を引き出してきました。
前走のヒヤシンスSでは初めての芝スタートという事もあって出遅れてしまいましたが、中弛みで外から押し上げながらも直線でしっかりと伸びてL1でタガノビューティーを寄せ付けずに最後は手綱を抑える余裕を見せての勝利。
新馬戦のゲートは問題ありませんでしたが、芝スタートの前走ヒヤシンスSでは大きく出遅れてしまった点は懸念材料で、ヒヤシンスSではペースは平均でも中盤で中弛みが生じたために外から取りつくタイミングがありました。
今回は前半のペースが更に速くなる想定ですが、中弛みがしばしば起こるレースだけにそこまで大きな不安はありません。
不安材料が無い馬で、ハイペースで流れた東京マイルという条件で狙える1頭。
前走の東京マイル戦でも超ハイペースから12.2 - 12.4 - 12.0 - 12.1 - 12.9というL3最速の流れで出負け気味も押し上げながら中団の中目から直線でジリジリと伸び続けて外から先に伸びていたダノンファストを競り落としての勝利となりました。
道悪の新馬戦も東京マイル戦でハイペースから12.5 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 12.1というL2最速戦で1馬身差を捕えて抜け出しました。
ラストまでしっかりと伸びてくる渋太さが魅力で、中弛みの展開でどうかというのはありますが、今回はレッチェが飛ばす可能性は高いため、ペースが速い中で出し切る競馬なら大きく浮上する1頭です。
短距離路線なら古馬を相手にしても戦えるレベルのパフォーマンスは見せており、賞金を積んで交流重賞の1200~1400までなら面白い1頭。
前走は同日の2勝クラスが1:23.7で、そことの比較で見るとコンマ1秒差しかありませんが、それでもあのハイペースで押し切れる絶対的なスピードの質というのは高いレベルにあるのは間違いありません。
ただ、ここ2走は単調なスピード戦となっており、前半を強めた1勝クラスで時計を大幅に詰めてきていることを踏まえても、前半でコントロールしてその分を後半につなげてくるタイプという感じはありません。
そのため、マイルへの距離延長は若干の不安がありますが、パフォーマンスだけなら前走は1枚抜けているため、連下では押さておきたい1頭です。
芝スタートでテンに行けているのは一つのアドバンテージで、外枠を引けば五分のスタートでも芝地点で二の脚を生かしてハナを切れる可能性があります。
この馬は逃げなくても問題無く、前走のサウジダービーでも2列目外から3角でもロスがある状況で捻じ伏せてきたました。
消耗戦でも最後までバテないため、スピード面を活かした競馬ができればチャンスは大きくなります。
ただ、今回は田中騎手騎乗でジョッキーも馬も不器用なタプだけに、内目の枠に入った場合にはリスクは大きくなります。
外枠から逃げの手を打って嵌れば面白い存在ですが、非ノーザングループの海外遠征明け初戦というのは割引材料となります。
13タガノビューティー
今回は相手関係を見てもデュードヴァンはハイペース戦なら大きくパフォーマンスを上げてくるため、これを差すのは簡単ではありません。
またレッチェバロックの前走の走破時計は圧巻で、スピード特化型のこの2頭が自分の競馬を展開すれば厄介な存在となります。
また、サトノラファールやフルフラットも単調な流れの方が良いタイプだけに、中緩みが欲しい同馬にとって今回は展開が噛み合わない可能性が高いように思えます。

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