今週の8月3,4日週は倍額勝負レース、レパードステークス、小倉記念の合計3鞍の提供となります。
重賞回顧:クイーンステークス
1着ミッキーチャーム
スタートを決めて内目に切って行き、3列目の外目で1角までリズムよく運び、道中も好位の外で折り合いを意識しつつ特に無理せず仕掛けないまま3角。
3~4角で外からじわっと押し上げていきながら抜群の手応えで先頭に並びかけ、直線序盤で抜け出して先頭に立つとL1でスカーレットカラーの強襲を受けましたが、これをクビ差で退けての勝利となりました。
3~4角で早めに動く事で早くトップスピードに乗せることができた分、直線での鋭さにつながりましたが、ここで速いラップを踏んだ分だけL1でのトップスピード持続の甘さが出ていました。
中目を伸びてきたスカーレットカラーに食い込まれた事や、阪神牝馬Sの内容も含めてこの馬にとってトップスピード戦はあまり得意とは言えない条件と言えます。
今回は相手関係に助けられた面もありましたが、そこまで軽くはないという中で最速11.1を楽に引き出せているのは評価できます。
この馬はパンパンの高速馬場より少し力の要る馬場の方が合っており、輸送の無い北海道+洋芝という条件がベストの舞台と言えます。
2着スカーレットカラー
五分のスタートから中団馬群の中目で進めるも、1角でゴチャついてポジションが悪くなってしまいました。
道中は中団馬群の内目で折り合わせつつ我慢の展開となり、3~4角にかけてペースが上がっていく中で後方に近いところで内目を立ち回って我慢しながら直線。
直線では進路を探しつつという感じで後手を踏み、1でようやく捌くとグンと反応して前が落ちてきたところを渋太く差し込んで2着を確保しました。
ここは噛み合っていれば勝っていたレースで、4Fで加速していく形になりながらも上がり切らず、L2の4角地点~直線序盤で最速という中で包まれていて進路を作る必要がありました。
その過程でも置かれず、進路を取ってからはしっかりと差を詰めてきており、この器用さが最大限に活きた形になったのが今回2着の大きな要因と言えます。
この馬は要所の反応が良いタイプで、でできるだけ2,3列目で進めて一気の反応で先頭に立つレースが理想で、今回は1角までにゴチャついて位置取りが少し後ろになった点が悔やまれます。
ここで賞金を積めたのは大きく、エリザべス女王杯に出てくれば面白い1頭と言えます。
会員様情報結果
日曜日の結果
札幌11レース
クイーンステークス
3フロンテアクイーン
2走前の中山牝馬S勝ちは平均ペースで進んでいましたが、向正面地点のL5で1段階目の加速、3~4角で一気にペースダウンしてL2の4角出口から直線前半で11.4と一気に加速という変な形で2段階加速となっていました。
平均で流れていましたが、ラップにばらつきがあったため、見た目ほどスピードをそこまで要求されていませんでした。
前走は前半でポジションを取りに行って雁行状態の好位列に入り、そこで控えて中団。
そこから向正面の加速の流れでスピードに乗りましたが、3~4角で前がペースダウンしたのでこちらも我慢しながらというかなりトリッキーな流れになって小脚を使いながら、それでもしっかりと最後まで伸びてきたのは評価できます。
こういったギアの上げ下げの上手さは大きな武器と言え、基本的には総合力の高いタイプの馬だと言えます。
この馬は追走スピードも持っていてペースの緩急に対応ができるタイプで、前走は前半~後半にかけてペースが上がったり下がったりと効率の悪いラップだっただけに後ろから進めた方が楽だった中で、比較的前で流れにつき合わされた形になりながらも勝ち切れた内容は見た目以上に強いパフォーマンスと言えます。
前走のヴィクトリアマイル15着の敗因は外枠で極端に速いラップを連続する形でロングスプリントの適性面での問題が大きく、ああいう形で外から無理をしてオーバースピードになってしまったことを考えると、反動がないかどうかは今回の不安材料となります。
ただ、厳しい流れの中での1800m戦なら少し楽に入れるため、前の馬を目標にしつつ少し離れた3列目内ぐらいを確保できれば崩れる不安はありません。
13ミッキーチャーム
この馬は昨年の秋華賞でも6Fのポテンシャル戦に持ち込んだことでかなり長く脚を使ってアーモンドアイの2着となっており、2走前の阪神牝馬Sでもトップスピード戦でしたがL3最速タイの流れを積極的に仕掛けてL1で粘って抜け出しての勝利となりました。
この馬の場合、基本的には速いラップでの切れではなく遅いラップ地点での踏ん張りが持ち味と言え、エイシンは行かせて離れた番手から3~4角の緩く長いコーナー地点で早めに捕まえに行く意識をもって動くのが理想の展開と言えます。
今回の条件は基本的には噛み合うだけに、巻き返しの可能性が高い1頭と言えます。
6スカーレットカラー
1周コースへの対応はできていますが、スローの決め手の勝負では苦戦傾向となっており、愛知杯ではスローからの2段階加速という流れで好位から外に出すも反応がいまいちでした。
逆瀬川Sや関門橋Sでもスローの流れの中でも一定の脚しか使えないため、勝ち切るのが少し難しい印象を受けました。
一方、流れた前走のマーメイドSでは一瞬は脚を使えており、流れた中でも脚がそこまで削がれないというのがこの馬の武器と言えます。
また、2走前のパールSでは前目を取ったことで一脚の鋭さを発揮しており、この辺を踏まえても近2走は前半部分を強化したことで後半の持ち味である一瞬のギアチェンジ面を活かせるようになってきました。
今回は全体で流れそうなメンバー構成となるだけに、面白い一頭と言えます。
上記3頭の馬連ボックス指示となり、スカーレットカラー、ミッキーチャームのワンツー決着で12.2倍的中!
土曜日は2倍額指定の勝負レースの提供となりました。
土曜日の結果
新潟10レース
15スペルマロン
(2.1.1.1)の新潟巧者で、昨年の麒麟山特別ではスローから12.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.6というL2最速で番手から反応しての4着。
この時の相手がチュウワウィザード、アナザートゥルースといった強敵で、チュウワウィザードはその後に1600万、オープン。名古屋グランプリ(JPN2)、ダイオライトキネン(JPN2)、平安ステークス(GⅢ)を勝利しており、アナザートゥルースはその後に1000万、1600万、アンタレスSを勝利しています。
新潟1800で馬券を外したのはこの4着の時だけで、新潟1800はギアの上げ下げの上手さが活きる得意な舞台だと言えます。
前走は距離不足でポジションも悪かっただけに、今回は得意条件で大きくパフォーマンスを上げてきそうな1頭です。
7番人気の◎15スペルマロンが2着となり、馬連3点指示で26.6倍的中!

2017年のG1レース結果は23戦10勝(的中率43%)
累計330万1000円獲得(回収率260%)となりました。
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_240740.html
2016年G1レース結果
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_240634.html
21戦14勝(510万円獲得)
2015年G1レース結果(秋)
11戦7勝(60万円→302万7630円)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/8286359.html
2014年G1レース結果
22戦12勝(106万円購入→445万3100円獲得)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_233940.html
2013年G1レース結果
22戦9勝(74万円購入→334万5770円)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/2016-03-27.html
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