日曜日の結果
京都11レース
天皇賞・春
先週の開幕週の京都芝コースは超高速馬場となっており、週末に雨は降りましたが土曜日は京都での競馬が無かっただけに、土曜日の午後から晴れて日曜日の京都の芝のレースは前が止まらない高速決着が濃厚です。
昨年の天皇賞はタフな馬場で行われて3:16:2の遅い決着となりましたが、今年は2017年や2012年のような高速決着になる想定です。
ヴォージュの万葉ステークスでの逃げ方を見ても、後ろを引き付けてのスローペースを行うとは思えず、万葉ステークスでのラップ構成を見ても、前半部分は飛ばして縦長の隊列を作り、中盤でスローに落として息を入れるような大逃げを打つ可能性があります。
ロードヴァンドールの横山騎手も前走の阪神大賞典で見せたように早めに先手を奪って押し切る戦法を取る可能性がたかく、2周目の向正面あたりで一気に動くロングスパート戦となるように思えます。
今年の最大のポイントは人気の菊花賞組が全てスローからの直線勝負の競馬しか体験できていない点で、今回想定されるロングスパート戦にどの馬が対応できるかが焦点となります。
菊花賞組が総崩れとなる場合には高配当必至となり、菊花賞組がどれだけロングスパート戦に対応してくるかで配当が大きく変わってくる1戦と言えます。
9ユーキャンスマイル
要所でも動けるので信頼度は高い1頭。
この馬は長距離適性が高い馬で、エンジンのかかりは遅いタイプですがポテンシャル戦では常に最後に伸びてきています。
スピードに乗った状態で3角を迎えることができれば3~4角で置かれにくくなり、そういった展開ならこの馬が最上位の存在で、この馬が嵌るパターンは向正面で中弛みが起こったところでポジションを上げきって3角までに好位を取る競馬で2頭分外ぐらいまで持っていければ勝ち負け濃厚の1頭となります。
ただ、トップスピード戦に実績がなく毎日杯ではコーナーで置かれて直線最速地点以降の脚もイマイチでした。
2走前の万葉Sでは展開の向いたグローブシアターに先着できていましたが、右回りで直線内にモタれる面をみせていただけに、理想は左回りコースと言えます。
ただ、「トモに力がついてきたので右にモタれる面は随分解消してきました」との事で右回りでも注意が必要な1頭です。
10フィエールマン
菊花賞馬ですが長距離適性はまだ未知数に近い1頭。
直線だけの競馬だった菊花賞をあてにするのは危険で、前走のAJCCも2F戦に近く、ロングスパート気味になってしまったときに長く脚を使えるのかどうかという不安が残っています。
ただ、ラジオNIKKEI賞では少し息は入っているものの全体としてみれば流れており、そこでL1で強烈な脚を見せたことからも分散されてもやれそうな可能性は示しています。
また、今の淀は超高速馬場なのでトップスピードの質やギアチェンジを持っているのは武器になる可能性が高く週中の雨の影響がどれほど馬場に響くかはカギとなりますが、雨の影響が無さそうなだけに馬場への不安は解消されました。
2エタリオウ
天皇賞春は基本的に良馬場ならある程度の位置を取れて3~4角でロスなく立ち回れる好位の馬を狙う必要があり、基本的に追い込みは決まりにくいレースとなっています。
折り合い面で不安を抱えているために出していくと掛かってしまうリスクもあり、後半特化の方がこの馬の持ち味が生かされます。
京都3200m戦で超高速馬場でとなると3~4角でペースが上がってくるため、菊花賞の時のように楽に外から押し上げて行く競馬は難しくなります。
京都3200mという条件では高速馬場が理想で、日経賞を見ても後半のロングスパート戦で速いラップを要求されないとL1で甘くなっており、この馬の理想はギアチェンジを問われにくいトップスピード持続特化戦で、菊花賞は展開的に最高に噛み合いました。
ラップ的にL4-3で11秒台半ば~前半に入ると4角がかなり急になって外に振られるケースもあり、そうなった場合には差し届かない可能性もあります。
上記3頭の菊花賞上位馬が不発の場合に浮上する穴馬を以下のように公開させていただきました。
8パフォーマプロミス
前走の京都記念は内外の馬場差があった1戦で、12.2 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 12.1のラップ推移の2段階加速でL2最速11.1とギアチェンジも問われた一戦の中、内から反応良く伸びてきました。
この馬はアルゼンチン共倭国杯でも超高速馬場での3F勝負の中で外からトップスピードに乗って質・持続力ともに高いレベルのものを見せていました。
高速馬場適性が高く、好位の内を取れれば北村騎手の得意のインベタからの差し込みが嵌る可能性があります。
会員様には8パフォーマプロミスと10フィエールマンからの3連単指示で491.1倍的中となりました。
土曜日の結果
東京11レース
青葉賞
2リオンリオン 5番人気1着
前走の大寒桜賞は相手関係的には強敵不在の1戦でしたが、かなりのスローからの3F勝負となり、4角で促すとスッと反応して直線最速地点でしっかりと先頭をキープしてそのまま寄せ付けずに突き離す競馬ができていました。
これまで後ろからの競馬では物足りないパフォーマンスでしたが、前半3F35.2で脚を使って先頭で進めても息を入れれば自身の末脚を落とさず入れており、前走で逃げて前に目標がいない状況でできたのも収穫と言えます。
脚質的にもレースを支配してからの一脚が期待でき、ここ2走の横山騎手に乗り替わっての内容を見ても内目の枠からしっかりと主導権を取り切れれば勝負になって良い馬と言えます。
3ランフォザローゼス 1番人気2着
前走の京成杯はスッと3番手を取って動いていく過程が良く、L2の最速地点でラストドラフトに抜け出されたときに対応できずに2着。
前走は2段階加速の2段階目で見劣った形となり、L1は踏ん張っていたとはいえ、ヒンドゥタイムスに詰められていることを考えても素材的にはこの辺が現時点での限界という感じはあります。
2000mでスローの4F戦という形でも少し物足りず、上位勢がクラシックで主役級を相手にめどは立てられていないことを考えるとパフォーマンスとしては2~3番手グループ
に位置します。
スタートが上手いタイプだけに距離が延びればもっと楽に前をとれる可能性はあり、そういった部分を活かせればある程度信頼はしやすいタイプと言えます。
理想は内目の枠からスッと2列目を確保する形で、そのパターンで前で仕掛けをできるだけ待って入れれば直線では自分の脚は使えるだけに崩れる要素は少なくなります。
5ピースワンパラディ 3番人気3着
ゲートが安定せず、二の脚が速くないため2400mに延長すれば前半はもう少し楽に入れそうな1頭。
近2走のマイル戦ではトップスピードの質の高さを見せており、トップスピード持続力も高いレベルにあります。
今回はこれまで騎乗してた丸山騎手から戸崎騎手に乗り替わる点がマイナス要素で、これまではしっかりとトップスピードに乗せてやるイメージで爆発してきたことを考えると、しっかりとそれを出し切ってやることができるかどうかがポイントとなります。
戸崎騎手の場合は距離を意識しすぎてこれまで通り後方から進めて出し切れずに届かないというパターンの可能性が高く、素材的にはランフォザローゼスよりもこちらの方が上の評価となりますが、鞍上とセットで考えるとルメール騎手のランフォザローゼスの方が信頼度は高くなります。
会員様には3連単軸2頭マルチ指示で429.8倍的中となり、12万8940円の払い戻し!


勝負レース結果
月曜日
新潟1レース
11コンスタンティナ
新馬戦ではレース前からやる気が無さそうな感じを見せていましたが、レースになると別馬のように走る気を見せており、1コーナー手前で砂を被って制御不能になってしまい、4角で外に出すとソラをつかってフワついて3着。
2戦目も内枠で砂を被って進みが悪くなったような感じあり、最後の直線も追い出し待たされてその分での3着。
「少し怖がる面があるので外枠の今回は良い条件です。使いながらよくなるタイプだから今回は期待できます」との事。
2戦目2着馬マンボカリエンテは次走で圧勝しており、4着馬のロードリバーサルも勝ち上がっているハイレベル戦で、この馬もそこで3着なのは評価できます。
その後も2,5着と健闘するもその後は休養に入り、休み明けとなった前走は仕上がりひと息の状態で2着に好走。
最後は内にモタれ気味になっていただけに、叩き2戦目で上積みが見込める今回は前走以上のパフォーマンスが期待できます。
ダートに転向後は3,2,3,2,6,2着と2走前に崩れていますが、この時は4角手前から動けずに直線で前が壁になって行くところが全て詰まって消化不良の1戦でした。
レース後に蛯名騎手が「覇気が無かった感じがあります」と話していたことから前走は注目していましたが、2着に好走。
3走前も包まれて追い出しを待たされており、前が捌けたのは坂を上がってからという競馬で2着。
この馬は2,3着が多いものの、抜け出してソラを使うタイプではなく、不利を受けるか、強い馬に負かされるといった内容だけに、不運な競馬が続いています。
6走前は時計がかかる馬場の中でスローからの12.9 - 12.5 - 12.6 - 13.1 - 13.3という後半のロングスパート戦で後続の目標にされながら渋太く踏ん張っての3着。
時計的にも当時の馬場を考えると優秀で、牝馬限定のここは崩れる可能性が低く、抜けた馬がいなければいつでも勝ち上がれるパフォーマンスは示している1頭と言えます。
上記情報馬2頭のワンツー決着となり、馬連3.4倍的中!
2017年のG1レース結果は23戦10勝(的中率43%)
累計330万1000円獲得(回収率260%)となりました。
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_240740.html
2016年G1レース結果
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_240634.html
21戦14勝(510万円獲得)
2015年G1レース結果(秋)
11戦7勝(60万円→302万7630円)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/8286359.html
2014年G1レース結果
22戦12勝(106万円購入→445万3100円獲得)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/cat_233940.html
2013年G1レース結果
22戦9勝(74万円購入→334万5770円)
http://blog.livedoor.jp/g1g2g3keiba/archives/2016-03-27.html
先週の重賞回顧は無料でメール配信させていただきます。
下記メールにカラメールを1度送って頂いた方には毎週無料で重賞回顧をメールさせていただきます。
g1g2g3アットマークk.wwwmail.jp
(『アットマーク』は半角の『@』に変換して下さい