【競馬】メインレースの競馬予想+勝負レース【予想】

京都11レース

京都新聞杯

７デルアヴァー

前走のひめさゆり賞はハイペースで展開に恵まれた側面がありますが、ひめさゆり賞では過去最高レベルの時計で勝っており、後続を大きく突き放した内容からもこの馬の力が抜け切っていたと言えます。

フランケル産駒は欧州では凱旋門賞ディスタンスで異様な強さを誇っており、この馬も母がスタミナ溢れるダート血統というところから長距離向きに出ている印象があります。

改修後の京都芝はヨーロピアンな差し馬が台頭しやすい馬場になっており、これまで最速上がりを出して脚を余してばかりいたこの馬にとって2200mへの距離延長＋勝負所で加速をつけられる京都の下り坂＋差しが決まりやすい馬場は全てプラスに働く要素と言えます。

９トッピボーン

前走は超高速馬場の阪神芝内回りコースの2000ｍ戦で58.9-59.0の平均バランスとなり、11.8 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 11.3のラップ推移で3～4角で前が上がってこない中で後方外からしっかり出し切ってL1で11.3の加速ラップで突き抜けて底を見せませんでした。

この感じなら距離は延びた方が良いタイプと言え、後半のロングスプリント性能で違いを作ってきたのは大きな材料と言え、ダービーで良い競馬を期待できるレベルのパフォーマンスを見せている1頭と言えます。

５エムズ

前走は発馬劣勢も上手にリカバーして道中はがっちりと押さえて2番手からの競馬となり、直線の坂で先頭へ立ったあとはリードを広げて3馬身半差の完勝となりました。

「２回目の競馬で真面目に走ってくれました。向正面で落ち着いて、だんだんとペースアップしましたが直線でトップスピードになった時もいい感じでした。レベルが高く、スタミナがありそうですが、まだ太かったのでもう少し良くなればトップレベルだと思います。」とルメール騎手が話しており、絞れてきた今回は更に高いパフォーマンスが期待できます

６ナグルファル

2走前のエリカ賞は京都2000ｍ戦で61.4-59.2とかなりのスローバランスとなっており、12.8 - 12.2 - 11.2 - 11.4 - 11.6のラップ推移のL3最速でロングスプリント的な競馬となりましたが、この流れで番手外から楽に突き抜けて4馬身差圧勝となりました。

この展開で4馬身差は後半の素材で抜けていたと言え、遅いところから4角で仕掛けて渋太く伸びて2列目を離しており、動き出しが良かった点も評価できます。

前走の弥生賞は「馬場の影響でうまく進めませんでした。」との事で参考外の12着ですが、雨の影響が少ない場合には巻き返し必至の1頭と言え、道悪馬場では割引が必要な1頭となります。